被爆地ヒロシマは、本年8月6日で六十年目の広島原爆忌を迎える。
60年間平和を訴え続けながら、満足のいく平和を実感するに至ってはいない。
そこで世界平和実現に向けた活動を取り入れた都市再生モデル事業を提案する。
すべては平和に通ずることを理念に地球を包んでいくことを視野に入れた事業内容である。
ワールド・ピース・ヒロシマは2001年9月11日米同時多発テロを機に、
広島の若い世代が中心となって
日常の中の平和をテーマに活動し続けているグループである。
どうすれば<世界平和>を実現できるか、について3年余り考え続けた結果、
歩くことで世界平和を実現させる <世界平和大行進> の着想へと実を結んだ。
「被爆六十周年のヒロシマ」から「これからのヒロシマ」を見据え、
本プロジェクトを実現させるための調査を開始させたいと切望する。
本事業提案内容の具体的イメージとして
埼玉県東松山市において毎年11月に開催されている
「日本スリーデーマーチSince1978」を関連資料として提出する。
世界第2位を誇る歩く祭典である。
毎年、“比企丘陵を歩く”という目的だけで
日本各地から、世界各地から8万人を超える人たちが集う大会に成長している。
この歩く祭典を、
世界の平和のために歩く祭典に格調高く仕上げていくことが提案事業のねらいである。
日本列島各地域と連携して同時開催することで、奥行きが深くなる。
広島で歩くか、東松山で歩くか、京都、四国、淡路で歩くかなど、
外国人観光客にも無限の夢を与えることができる。
その一方で、各地域は地域の誇るウォーキングコースの整備をすすめ、
食のオリジナルブランドの確立と発信を目指せば良い。
長期的視野に立った、競争原理に基づいた観光施策であり都市再生モデル事業である。
平成17年度 全国都市再生モデル調査提案書(様式1)
*必ず1枚に簡潔にまとめてください。
*関連資料がある場合は、メールではなく郵送のみとしてください。
応募団体名
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ワールド・ピース・ヒロシマ
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担 当 者 名
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代 表 前 島 修(まえしま おさむ)
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推薦団体名
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広島市
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調査名
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歩くことで <世界平和> を実現させる
世界平和大行進 ワン♪ トゥー♪♪ スリー♪♪♪
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対象地域
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広島市中心部をメイン会場とする
全国、世界同時開催への展開が可能
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提案する活動の概要
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1)テーマ・課題
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本提案事業は、平成17(2005)年の被爆六十周年を機にスタートさせる
広島発の「平和観光」プロジェクトである。
まず、初年は広島市中心部での開催が実行可能かについて調査を実施。
全国同時開催の『日本列島平和大行進ワン♪トゥー♪♪スリー♪♪♪』に仕上げ、
いずれは世界同時開催の『世界平和大行進ワン♪トゥー♪♪スリー♪♪♪』の展開
をも検討視野に入れている。
歩くことで<世界平和>を実現させる世界レベルの「平和の祭典」であり、
「歩く祭典」でもある。
ビジット・ジャパン・キャンペーンに位置付け、
10月31日、11月1、2、3日に世界各地から日本を訪れてもらう事業展開を図る。
アメリカ恒例の行事の一つに10月31日のハロウイーンがあるが、
ハロウイーンの風習はアイルランド、スコットランド、ウェールズの人達によって
アメリカにもたらされたと言われている。
元をたどるとケルト人の自然信仰宗教(アニミズム)の考え方で
10月31日は一年の終わりに当たり、
この日に死んだ人の魂が家に帰ってくると信じられていた事に由来する。
日本の「お盆」と同じ考え方。
アメリカの教会では今も11月1日を「オールド・ソールズ・デー」と言って、
すべての亡くなった人の霊を慰める礼拝をしているので、
ハロウイーンはその前夜祭に当たる訳である。
日本でも古来、森羅万象に精霊が宿っていると信じられており、
アニミズムが文化として根付いているので、
11月1日から世界平和に向かってワン♪トゥー♪♪スリー♪♪♪
と歩き始めようと提案するものである。
世界からも受け入れられやすい提案内容であり、
日本の魅力を最大限に発信できる<秋>をターゲットにしている。
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2)活動内容の案
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広島市中心部におけるウォーキングコースの整備状況とコース選定の調査を行う。
地産地消としての地域オリジナルブランド食の選定を実施
(農林水産関係の協力必要)。
広島県域での一斉調査も実施。
世界的視野において実現の可能性を文化、
風習に照らし合わせてアンケートを実施して各国の反応、
需要の確認を目的に調査を実施。
既存の歩く祭典(例えば埼玉県東松山市や(社)日本ウオーキング協会等)
に働きかけ、
平和のために歩くといった理念に格調高く仕上げ、
平和意識の高揚を図ることが可能かについて確認する。
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3)先導性等の
アピール点
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健康促進事業、地域の魅力再発見、平和意識の高揚等、
既存の諸施策を有機的に結びつけながらの地域・経済活性化事業である。
全国同時開催の『日本列島平和大行進』まで展開していくと、
どの地域で歩くのか?どの地域で歩きたいか?といった自由競争が発生する。
すなわち、各自治体は地域の魅力づくりを競うことになる。
「地域の魅力」こそが「地域の光を観ること」であり「観光」の本質に繋がる。
国際展開までが可能なヒロシマ発!の平和観光施策である。
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期待される効果
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各都市を商品と見立てた魅力づくり、魅力競争としての観光施策であり、
秋の行楽シーズンの風物詩として多いに期待できる。
終わりのない都市再生プロジェクトであり、全国の自治体で実施可能。
例えば、京都は「哲学の道」、四国では「お遍路八十八箇所の道」、
淡路島では「花遍路」、広島は「平和の道」
というようなウォーキングコースを整備していきながら健康づくりも促していく。
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実施体制の整備状況
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予備調査として広島市内にある既存の歩く会にヒアリング調査を実施したところ、
主旨に賛同の回答を得た。
(社)日本ウォーキング協会に相談したところ、
『オールジャパン ウオーキングカップ大会』として実施すれば、
全国同時開催は可能との回答を得た。
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本調査と関連する
過去の活動実績
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(貴団体が本調査・活動と関連して実施した調査・活動について記入。)
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関連する公共空間の
整備内容等
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地域のよさを伝えるウォーキングコースの整備、休憩地の選定、コース設定、
温泉などの事業が興る。
「地産地消」に徹することで地域ブランドの確立、物産展の同時開催など、
あらゆる産業を刺激する可能性を秘めている。
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