いつも みんな なかよし
<総ては原初に秘密あり> 新年、明けましておめでとうございます ! < 平成21年 西暦2009年 1月26日 16時55分
陰暦1月1日 > 太陽、月、地球が一直線に並んだ <朔> の訪れの瞬間が 日本学的かつ測量学的に日本国の正確な新年の訪れの瞬間であり、 紀元前660年神武天皇即位に始まるとされる日本国建国から数えて2669年目の元日となります。 藤原直哉著『アメリカ発 2009年 世界大恐慌』 五木寛之著『人間の覚悟』 藤原直哉著『生きかた革命』 を拝読して、平安のなかに 平成21年己丑 の2009年
を迎えましたが、 2009年は、これらの良書のタイトルが示す <元年> と認めての陰暦元旦です。 すなわち、平成21年こそが、いよいよ本格的な21世紀社会の到来元年と想うのです。 その意味で、経済アナリスト藤原直哉先生の『生きかた革命』の冴え亘る斬新さは これからの「量子の新時代」の息吹を確実に捉えての名著であり、 “読後の興奮醒め止まぬ” 超大感激!
のなかでの執筆です。 こんな2009年の幕開けに“ふさわしく” <総ては原初に秘密あり> ということについて想いを巡らしてみたいと想います。 なぜ“ふさわしい”のかと申しますと 時代が、経済が、文明が、極まるところまで極まった <21世紀の宇宙の現在> の混沌とした状態は、 <天のシナリオ> において まさしく大爆発前夜の
<新しい文明の始まりの秋> だからであり、 進化論を唱えたチャールズ・ダーウィンの生誕200年、 『種の起源』発刊150年という節目に中る年だからです。 <総ては原初に秘密あり> 始まりを知ることが総ての答えであることを、小生はこのように呼んでいます。 宇宙、銀河系、太陽系、地球、生物、人類、文明、時代、経済、家族、会社等の 総てに始まりがあり、 総ての始まりとされる約137億年前の大爆発は 「空間と時間の始まり」、「物質世界の始まり」でした。 改めて「宇宙」について確認しておくならば、 一般に、宇宙と言えば、 地球という惑星の外側のことをイメージされるのが大半のようですが、 正しくは「宇=空間」、「宙=時間」のことであり、 <自然> とは「時間経過に伴う空間の現象」のことです。 宇宙も 地球も 生物も 文明も のは、自己相似において、 総てが大爆発に始まったことの
<遺伝> であると考えられますが、 自然の摂理には、やはり「インテリジェント・デザイン」を感じずにはいられません。 それでは、宇宙の始まりである「物質世界」はどこから創まれたのでしょうか―― この問い掛けと答えこそが 『ねえクリスタルハート ボクはダレ「ワタシとはナニ」』なのですが、 答えは「クリスタルハート」=「精神世界」=「起源意識」です。 約137億年前に 「見えないエネルギーの塊」である「クリスタルハート」=「精神世界」 から「物質世界」が創まれたことの <遺伝>
として、 自己相似において「見えない世界」から「見える世界」が生まれているらしいのです。 「見えない世界」「見える世界」を、それぞれ「霊界」「現界」と言い換えても構いません。 我々霊止は「肉体に閉じ込められた魂」として「半霊半物質の存在」なのです。 そして、無論 <総ての魂は永遠> ということになります。 このことの証明は、『仮物社会から本物社会へ』のなかで 個々の霊的存在の生死=生命活動は 自己相似に生態系を循環 <ゼロ・ベクトルの旅> であり、<永遠の旅> でもありますが、 “ゼロは永遠” という意味から 総ての数はゼロで割れない理由として腑に落ちる真理です。 と、既述しております。 ここで、生死について敢えて追記するならば、 生とは “肉体に魂が閉じ込まれる現象”であり 死とは “肉体から魂が解放される現象”である ことを確認させて頂ければ幸いです。 実は、我々霊止を含めた万物に宿る「魂」を総て集めた <和多志> こそが 宇宙を創ったエネルギーそのものであり、 < 宇宙を創ろう! > と働いた強烈な意志=「インテリジェント・デザイン」によって大爆発が起こり 人体の中に分散した「半霊半物質」の状態の“自分”が こうして皆さんと共に在る <宇宙の現在> なのです。 このことを仏教用語で <山川草木悉有仏性> と云います。 我々霊止は、地球のひとつの細胞であると同時に、 宇宙のひとつの細胞であることを知った <宇宙の現在> に <山川草木悉有仏性> の認識から <山川草木悉皆成仏> の認識へと 我々霊止の認識が、時代によって大きく移り変わらされつつあることを実感しています。 < 時は大作家なり > 誕生の「誕」という字は「嘘、偽り」という意味であり、 生命の故郷「クリスタルハート」=「霊界」=「空」は <永遠> なのです。 従いまして < 空即是色 色即是空 > と表現されますように、 「霊界」=「空」の写し世としての「現界」=「色」は、 総て <霊主体従> の物語と云えます。 仏・菩薩が仮に姿を変え、神としてこの世に現れた様を「権現」と言いますが、 「権現」とは、我々「半霊半物質」の霊止のことであった <灯台下暗らし> を 正しく認識するからこそ 固有の性質=個性 が尊重される社会を創造する秋の訪れなのであり 仮物社会から本物社会によって
<山川草木悉皆成仏> されていきつつある <宇宙の現在> なのです。 日本国建国から数えて2669年目の元旦に 不思議と しきりに 京都 大原 三千院 を想います。 『女ひとり』 永 六輔 さんの歌詞で有名な <三千院> ですが、 <三千院> と命名されてのとおり「神仏の世界」=「現界」は 三千年を一周期として <循環> していることに想いを馳せるのです。 ここで「三千大千世界」のような <三千> の意味するものについて価値を見出すのではなく、 <自然> は固有の周期で <循環> していることについて価値を見出していく姿勢が 時代認識として極めて重要に想われてきます。 ヨガナンダさん の “ いつも みんな なかよし ” の十文字に <循環> <フラクタル> <共生> を強く意識しながら 改めて、総ての流れを <自己相似に観る> ことの大切さを実感しているところです。 繰り返しますが、新しい文明づくりとは、新しい生活環境づくりのことです。 その具体策として 経済アナリスト藤原直哉先生御提唱の 『グレイト・コラボレーション=偉大なる共生』 社会の経営学や建設ビジョン “ワールド・ピース・ヒロシマ”地球再生(ユニアース)プロジェクトがあるものと御理解ください。 一人ひとりが <自己を知る> ことによって、 新しい生活環境づくりのために環境創造意識を育まれ 「社会的人間の尺度」を獲得されて往かれますことを切に願って止みません。 平成21(2009)年1月26日 陰暦 元旦 ( 太陽横経306° ) <無為自然> 宗教から派生した科学が 宗教と融合し 宗教すらない
“起源意識” の時代の幕開けを祝して 前島 修 平成21(2009)年3月11日
|