(安全に、いつでも、だれでも、どこへでも) 電車やバス等の交通網は19世紀型であり、21世紀の今日では住民のニーズに十分応えることはできない。 特に、電車の駅などは自転車が歩道にあふれ歩行者にとって迷惑極まりない。 また、身体機能が衰えている老人がバス停や電車の駅まで行く間に、ひったくりや交通事故等と遭遇する危険な世相であることを考慮すると、新たな交通網の確立は急務と考えられる。 一方、自家用車も個人嗜好に合わせて延々と製造していたのでは、何時まで経っても炭酸ガスの排出量削減や地球環境破壊は止められない。 それどころか交通ルールの厳格化 (飲酒運転の罰金増・駐車違反の取り締まり強化) や原油価格の高騰により、車の本質的な利便性すら失われつつある。 そこで、ユニアース・シティの中は、ゴルフ場のカートのように自動運転で走る車を採用する(ロボットカー:電気や燃料電池で走る無公害車が望ましい) 例えば、車は自宅の軒下から希望の場所 (例えばシティホールなど) まで雨にも濡れず移動でき、日常の最大稼働率に見合った台数を配備し、誰もがいつでもどこでも利用できることが望ましい (必要量だけ生産し、後は維持管理運営する) 。 利点としては、道路にマグネットのラインを埋め込めば簡単に実用化できる為、大掛かりな工事等は必要としない。 2004年の浜名湖花博や2005年の愛知万博の会場でも既に利用された技術である。 また、健康に配慮し、可能な限り、徒歩や自転車 (共同利用) などの移動手段等で生活しやすい環境を整えることも重要になる。 V.ユニアース・シティの仕組みの概要 (次世代エネルギーの利用) |