新たな物語の始まりに CEC 創立50周年を祝う
生きとし生けるものには、皆、My Story がある。 歴史
History とは His-Story のことで、人に語られるものを指すらしい。 従って、根拠なきものや、事実とは異なるものも含まれていることを知っておく必要があるだろう。 そこで、極力、事実のみを後世に残す努力が必要とされる。 歴史が色褪せないためには、My
Story の正確さが重要なのだ。 そして、時代時代によって培われていった自分史を、ありありと照らすことこそが、遺伝子の発見となる。 Chuden Engineering
Consultants
である CEC の遺伝子が Creative Evolution
Challenge
であることの誕生秘話を知りたいと想う。 終戦から20年を経ての会社創立時には、 Military
Engineering に抗する Civil Engineering の息吹が強かった業界の使命も、 やがてCivilizationの旋律を基調とし、創立50周年の今日では、 新たな
Civilization に人類の平和を希求する姿へと変容を遂げていった、と云えるのではなかろうか。 それは、近代文明の行き過ぎに対する自己批判であり、工学そのものを問い直す姿勢とも云える。 私達は「人類の暮らしに変化はあっても進化はない」ことを共通理解としたうえで、 21世紀は地球が主題の世紀になることを悟らなければならない。 地球が主題の世紀とは、人類を主題にしてきた20世紀の反省を隠喩した表現である。 CEC
創立50周年は、 地球生命全体の調和を考えた社会の実現を My Story とする、新たな物語の始まりと云える。 平成27 (2015) 年7月15日 中電技術コンサルタント株式会社 社員 前
島
修 広島おさむる会 会長 詩人 測量家 “攻めの防災” 提唱者
修士(工学)(東京電機大学)(1998) twitter https://twitter.com/ousamaosamu facebook https://www.facebook.com/ousamaosamu |